Categories: 仕事奮闘記

振れ

リーマの振れを出すのに1時間を要した _| ̄|○
コシのないツールなら妥協するが工具の磨耗と仕上がりの程度を考えるとこれだけは譲れない

画像は機密情報上アップ出来ないが諸元はシャンクがφ42、リーマ径はそれより大きい。ツール長さ400ミリ

アーバーは私のお気に入り。旧式のコレットチャック
最近のスリットの入ったよくあるタイプはダメだ。
シャンクのクリアランスの加減もあると思うが100ミリとか150ミリ程度なら妥協範囲で振れは出せるが400ミリもあるとミクロンの振れなんぞマグレででも出ない。何時間やっても出るわけない。これは経験上だ

なのでここぞと言う時には私はクロダのコレット式のチャックアーバーはを使う。コレットの部品が多い分スリット式のアーバーに比べ不利な筈だがシャンクのクリアランスを見事に吸収し均一に締め付けてくれる。その結果が長さ400あってもミクロンで振れがだせるのである。

とは言え、ダイヤル振れで先端5ミクロン以下、根元も振れ測定限界を出そうとすると1時間を要した(^^;;

400あっても、ダイヤル読みで15ミクロン程度なら普通に締めてもすぐに出る。

400あると刃具を直接持つのはご法度だ。体温が刃具に入りストレートで無くなる。弓の様に曲るのだ。今の時期元に戻るのに数分は掛かるだろう。なので手袋必須

締めて測定し緩めるの繰り返し。ホルダー2個同じ物で試したが甲乙付けられない。400先端の振れを出そうとすると信頼のおけるホルダーでもまぐれに近い。これは経験上。傾向とかツールの方向など考えても無意味、ほぼランダムに近い状態

1時間何度締めたり緩めたりした事だろう

1時間の間に妥協しても良いかもと言うのが2度あったが、欲を出すと振り出しに戻る
_| ̄|○

1時間経った頃、妥協しても良い振れが出たのなら終りにしようと思ったその時振れが出てくれた

もうこのツールは外したくない。多分もう外さない。クラッシュするかこの仕事と縁が無くなる時まで緩めないぞっと!

あとは主軸に付け最終的に振れの少ない方向に納めるだけ。多分意味ないくらい出ている筈だが確認するだけ

やれやれ・・・

kuboya

日本のものづくりを支える一員

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kuboya

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